公務員試験全落ち。さあどうする。

夏までの公務員試験の面接による全落ち経験者(男)です。同年11月に非地元市役所の内定を頂きました。全落ちした人にも、これから公務員試験という人にも有益な情報を提供できたらと思います。

公務員試験はいくつまで併願できる?A日程B日程C日程とは?

公務員試験はどれくらい併願できるのか。来年公務員試験であったり、公務員と民間で迷っている人にとっては気になることですよね。公務員試験は1次試験が被っている試験種は当然併願できませんので、併願には制限があります。今回は2017年度2018年度の日程を基に述べていきたいと思います。

一般的な併願(1次試験が7月までの試験種)

 

⓪国家総合職

基本的には最初の試験になります。2018年は4月の最終日曜日でした。キャリア官僚目指す人は大本命として。国家一般職や地方公務員を目指している人は練習として受けます。正直この練習はいらないと思いました。試験時間全然違うし。まあ試験本番の雰囲気を知りたい人は受けてみてもいいと思います。

特別区Ⅰ類or都庁ⅠB

国家総合職の翌週にこの2つの試験が行われます。そのためと特別区と都庁でどちらかを選ばなくてはいけません。ちなみに都庁ⅠAは新卒では受けれません。

②裁判所職員一般職

特別区都庁の翌週に開催されます。結構難しいし、併願先としては志望動機を作りにくいので受けない人も多くいます。

③国家専門職(国税専門官or財務専門官or労働基準監督官)

2018年では6月の第2日曜日でした。労働基準監督官だけ個別の対策が必要な試験科目です。国税専門官会計学が必須科目になりますが、会計学を捨てたとしても財務専門官より難易度が低くいです。このように併願先として好まれる国税専門官ですが、金成激務で、税金取り立てという人を選ぶ業務です。その分収入は高いですが。もちろん国税委専門官を第一志望とする人もいっぱいいます。

④国家一般職

国家専門職の翌週行われます。最終合格で終わりでなく官庁訪問があり、そこで内定獲を目指します。面接の難易度は低く、官庁訪問も好きなだけ官庁を回れるので、筆記突破すればいけると言われています。ただ筆記試験はとても難しいです。

⑤地方上級(県庁、政令指定都市)、A日程市役所

国家一般職の翌週です。本当は大卒程度の地方公務員は地方上級なのですが、県庁政令指定都市を「地上」と言う人が多いです。というのも県庁も政令指定都市も多くの自治体が専門科目を課すため、公務員一本の人はどちらかを受けることが多いです。A日程市役所はこの日程に行われる市役所を指します。神奈川県内に多いイメージです。

⑥B日程市役所

筆記試験から解放されたばかりのため、受けない人が多いですがとてももったいないと思います。日程としては2018年だと7月の第4日曜日でした。筆記試験は教養のみのところがほとんどで、人物重視が更に強まります。

 

8月までの更なる併願先

 

衆議院事務局一般職

2018年では1次試験は裁判所前日の土曜日、2次試験は国家専門職前日の土曜日でした。1次試験は択一(教養、専門)で、2次試験は専門記述です。難易度は高いですが、専門記述をしっかりやっていて余裕があれば受けてもいいかもしれません。

⑧独自日程市役所

探せばたまにあります。中には国家専門職や国家一般職にぶつける自治体もあります。完全に独自日程の市役所は鬼倍率になります。

国立大学法人

2018年では地方上級A日程の翌週に行われました。教養試験のみでボーダーはとても高く、最終合格をもらっても配属先での採用試験がありとても難易度は高いです。

 

9月以降

 

⑩C日程市役所

全落ちくんの内定先です。2018年は9月の第3日曜日に開催されました。殆ど面接で決まります。

⑪神奈川県庁秋季チャレンジ

神奈川県庁は地上での日程の他に行政では50名分を秋開催の試験で採用します。当然難易度は高いです。

⑫組合

水道企業団のような組合の採用試験もあります。もちろん立派な地方公務員です。数年に一回募集をかけるところもあります。

⑬D日程市役所

いくつかあるそうです。

 

最後に

 

14個挙げましたが、8月までの試験で、合格に現実性があるのが6個です。民間企業はいくらでも受けることができます。さらに面接で被ったりすることもあります。これだけ受けている人は一旦落ち着く8月に初めて民間企業を受け始めるという形でも問題ないとは思いますが公務員一本というリスクを認識しておくと良いですね。

また独自日程市役所や組合の試験の存在を知るために良いサイトがあります。「こむいん」というサイトです。県ごとの検索もかけることができ便利です。

公務員試験情報こむいん